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2021.9.11

大山志保 レジェンドたちへ感謝の猛チャージ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 静ヒルズカントリークラブ(茨城県)第3日

 ズシリと感じる歴史の重み。ベテラン大山志保が2位タイと、素晴らしいプレーで大会を盛り上げている。きょうは、7バーディー、2ボギー。12番から終盤へかけての7ホールで、5バーディーを奪取した。

 「私もまだまだ、がんばれる。そんな気持ちにさせてくださった先輩方へ感謝を申し上げます」。居ずまいをただし、神妙な面持ちで原田香里、福嶋晃子、鬼澤信子、不動裕理の名を口にした。「若い選手と一緒にプレーをすることも、すごい刺激になる。でも、今大会は先輩方が目の前にいらっしゃった。すごくうれしい」と、自身のことよりも、レジェンドたちの存在が心強かったことが発奮材料だった。

 さらに、厳しいコースコンディションにも謝意を表した。「選手にとって、素晴らしいコンディションは何物にも代えがたい宝物。深いラフは挑戦する意欲をかきたててくれる。さらに、ラフへ入ると、カットで打とうか、フックをかけてみようかなど、実戦で培ったテクニックを試すことができます。開幕してから、毎日が楽しくて仕方がない」と、プロゴルファー冥利につきることをアピール。

 あすは、18年ヨネックスレディス以来、最終日、最終組でプレーする。「最高です」と目を輝かせ、「ゴルフは自分との戦い。技術がどこまで通用するか、ベストを尽くすだけですね」と気負いはない。優勝なら、生涯出場権も手中にできるだけに、「こういう大会は、夢があっていいですよね。もし、優勝できれば体が動く限り、出場します」。これまた、レジェンドへの道なのだ。

(メディア管理部・中山 亜子)

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