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2022.3.1

開幕5試合で結果を-イボミ、笑顔の決意表明

第35回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)指定練習日

 シーズン最初の公式会見へ指名されたのはイボミだった。何しろ、開幕から5試合で結果を残さなければ、あとがない状況である。復活を目指し、「すごくいい感じ」と話した。

 なぜ、5試合か-といえば、それ以降の出場権が確定してしないから。シード権を失い、今大会から新型コロナウイルス感染症のための特別保障制度を適用してのもの。2月18日に来日して、隔離期間を経て、懸命に調整を続けてきた。

 当初は、「このままでは悔いが残る」と、主催者推薦の8試合でツアー出場を予定していたが、特別保障制度が適用されると知り、「本当にうれしかった。ラッキーです。第一の目標は、すべての試合で予選を通過して、とにかくよい成績を残すこと。いいプレーをしたい。幸い、5試合の開催コースは、すべてが私の大好きなコースですから」と、ひとこと、ひとことをかみしめるように強固な決意がにじむ。

 さらに、「この5試合で、いい成績をあげればJLPGAツアーで、これから先も頑張れるという証明でしょう」。まさに、背水の陣といえそうだ。

 過去、15、16年の賞金女王で通算21勝。ただし、コロナ禍で調整が狂い昨年は思い通りのプレーができなかった。「今、スイングを改造中。プライベートのラウンドでは、思い通りのプレーができても、試合ではどうなるか…。とても緊張しているけど、気持ちを楽にしてクラブを振れるか。ボールをイメージ通りに打てないことがある」とも。

 ただし、「去年の私の最終戦、伊藤園レディスの時は特別保障制度の5試合のことを知らなかった。幸運が来たと思います」と、プラス思考で臨む。この日は、インコースをラウンドした。「体がリラックスしていなかった」と漏らしながら、不安を笑顔で覆い隠してしまった。人生のターニングポイントへ立ち向かう。

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