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2022.4.12

山内日菜子Wレコード更新『ショットの精度が抜群』

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 JLPGAステップ・アップ・ツアー2022シーズン第3戦『フンドーキンレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が4月12日、大分県臼杵市・臼杵カントリークラブ(6,419Yards/Par72)で開幕した。プロ入り7年目の山内日菜子が、自己ベストスコアを更新する64をマーク。8アンダーで、ルーキーの大林奈央と並んで首位タイに立った。4打差の4アンダー、3位タイはO.サタヤ、常文恵が続く。
(天候:曇り 気温:21.8℃ 風速:2.0m/s)

 コースレコードに加え、自己ベストを更新した山内日菜子。「スゴイ。ビックリです」といいながら、この日のラウンドを振り返った。

 快進撃のきっかけは、パー5の4番。残り40ヤードの第3打でチップインを決めた。「流れがすごく良くなった」という。特に、後半はバーディーラッシュ。「ショットの精度が抜群でした。バーディーホールは、ほとんどピンに絡んで…。安全にグリーンセンターを狙っても、ランでピンへ寄ったホールもある」と、素晴らしい内容だった。

 今大会、最も気を配っているのは、「落ち着いてプレー」だという。というのも、前週は練習で絶好調。ただし、「そのまま試合もイケると思ったけど、練習のようなショットが打てない。ちょっと、焦った」といい、「パッティングまで悪くなった。反省することばかりです」と打ち明ける。

 鉄は熱いうちに打つものだ。中2日のインターバルでしっかりと精神面を整えたというわけだ。20年、ユピテル・静岡新聞SBSレディース、カストロールレディースで首位発進。しかし、第2日以降、スコアを落とした。ゴルフ界でよくいわれることは、猛スコアの後-。いいことばかりが続かないことだろう。「あすは、きょうみたいにうまくいくことはないでしょう。わかっています」と笑顔で締めた。

 5年振りの優勝へ向け、第2日は正念場である。

(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)

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