2025.6.8
西郷真央と古江彩佳が1差2位へ浮上し最終日へ
2022.6.19
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)最終日
1打のミスが命運を分けた。森田遥は5年ぶりの優勝を目指し、14番まで素晴らしいプレーを展開。しかし、15番の第2打が右の林へ打ち込むミスが飛び出した。続く、第3打もバンカーへ。この日唯一のボギーでしのいだ。
痛恨の1打を、「実は第2日も2回、同じ失敗を…。ちょっと大げさだった」と説明。敗れて悔しくない選手などいないだろう。にもかかわらず、つとめて冷静に、「優勝した西村さん、最終日にノーボギーの6アンダーでプレーするのは簡単なことではないでしょう」と前置きして、「私はアンダーパーでプレーすることが目標。3日間、60台のスコアですからよくやったともいえるけど、優勝へ届かなかった悔しさもある」と話した。
ちなみに、「久しぶりで、優勝争いみたいなことができて、楽しかった」と漏らしている。なぜ、みたい-を加えたのだろう。やはり、3打差をつけられたことが大きいのか。意地が見え隠れした、ひとことだった。
(オフィシャルライター・宮脇 廣久)
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>