ルーキー・宮澤美咲が首位発進

＜Photo：Christopher Jue/Getty Images＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2022シーズン第8戦『カストロールレディース』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）が7月27日、千葉県市原市・富士市原ゴルフクラブ（6,438ヤード/パー72）で開幕。ルーキーの宮澤美咲が7アンダーをマーク、単独首位に立った。1打差の6アンダー、２位もルーキーの大林奈央。4アンダー3位タイで菊地明砂美、保坂真由が続く。
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　65は自己ベスト。宮澤美咲は昨年11月、最終プロテストに合格した。7バーディー、ノーボギーのラウンドは快進撃の表現がピタリと当てはまる。特に、後半は3連続バーディーに加え、上がり2ホールで連続バーディーフィニッシュ。

　「ショットの調子が良かった。きょう、一番長いパーセーブは1メートルですからね」と持ち味を存分に披露した。とはいうものの、「朝の練習場では、緊張していたのか1Wがかなり曲がっていた。でも、ラウンドしながらうまく修正できたことも収穫。パッティングもチャンスをしっかり決めることができた」と納得の表情を浮かべる。

　宮澤は前戦のユピテル・静岡新聞 SBS レディースで3位タイ。ただし、最終日に首位タイからスタートしたが、74を叩いた。「緊張しました。あすはボギーを叩かないことを目標に、チャンスを待ちます」と話した。同じ轍は踏まない。この日の修正力が進化の証明だ。

(ステップ・アップ・ツアー担当=弘重　優)

＜Photo：Christopher Jue/Getty Images＞