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2015.3.7

穴井詩が早くも開幕V宣言! ハードトレーニングで生まれ変わった!!

 2015年度LPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の第2日が、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6,529ヤード/パー72)で行われた。

 2位タイから出た穴井詩が5バーディー・ノーボギーの67をマーク。通算8アンダーとスコアを伸ばし、単独首位でツアー初Vを目指す。1打差の7アンダー、2位はテレサ・ルー(台湾)。通算6アンダーの3位に地元沖縄県出身の川満陽香理がつけている。(天候:曇り、気温:19.7℃、風速:4.5メートル)

 シルバーコレクター返上を目指し、2015年の穴井詩は心構えが違う。第1日は攻めた。そして、この日のテーマはマネジメントだ。明確な目標があれば、ブレることはない。「アイアンショットが良かったです。ただ、ドライバーショットが荒れ気味…。不安があっても、ノーボギーでプレーできたのは、マネジメントがしっかりしていたからです」と力を込めたのは、自信がある証拠だ。昨年の最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』で優勝のチャンスがありながら、自滅に近い形で、2位に。「あの悔しさを忘れない」と心に刻んでいる。

 「悪いことはすべてトレーニングで吐き出しました」と笑ったのはわけがある。「汚い話で申し訳ありません。本当にトレーニングがきつくて、何度も吐いてしまいました。つらかったけど、リコーカップのことを思い出しながら頑張った。吐いたのは体力が無いからです。それが何日も続けていくうちに、きちんとトレーニングメニューを消化できるようになった。うれしかったですね。涙が出るぐらい」。奇しくも最終日は、リベンジを誓ったテレサ・ルーと同組で直接対決となった。「これ以上はないと感じるぐらいの幸運。今回は私が、モノにします。でも、勘違いしないでください。同い年だし、仲はいいですよ」。ライバルは多ければ多いほど、潜在能力を引き出すものだ。

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