攻めた－　ルーキー・川﨑春花が首位浮上

＜Photo：Shintaro Wada/Getty Images＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2022シーズン第9戦『山陰ご縁むす美レディース』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）大会第2日が、8月25日、鳥取県西伯郡・大山平原ゴルフクラブ（6,513ヤード/パー72）で行われた。69をマークしたルーキー川﨑春花が通算6アンダーまでスコアを伸ばし単独首位。1打差の2位に西山ゆかり、武尾咲希、大林奈央の3名が続き、首位と3打差に10人がひしめく混戦模様となっている。
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　ルーキーの川﨑春花が混戦から抜け出した。16番で披露したバウンスバックは進化の証。唯一、2日連続の60台をマークした。

　今大会のテーマは「攻める」。優勝はつかみにいくものだ。今季、ステップは4戦で2位が2回。5月・ツインフィールズで1打差、6月のECCレディスでは2打及ばなかった。　

　「後半、大事な場面でボギーを叩いた。ちょっと守りに入ったのかもしれない」と猛省したそうだ。第1日、難度1位の18番でバーディーを奪ったことも自信につながった。

　単独首位でスタートする最終日。「この2日間、パッティングで打ち切れずにショートすることが多かった。あしたは、ビビらない。しっかりストロークします」と言い聞かせ、プロ初優勝へ向かう。