2022.9.1
連覇の次は2週連続V 稲見萌寧『出遅れず、上位へ』
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
JLPGAツアー2022シーズン第26戦『アルペングループ創業50周年記念大会 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)が9月2日、千葉県市原市・ゴルフ5カントリー オークビレッヂ(6465ヤード/パー72)で開幕する。1日はプロアマ大会、公式会見が行われた。
週替わりで新たなターゲットが加わる。確かに、プレッシャーにもなるものの、それはパワーの源にも変化するだろう。前週、大会連覇を果たした稲見萌寧は今大会、自身2度目の2週連続Vをかけて挑戦。
「悪い感じではないけど、フェアウェイ、グリーンなど傾斜が強い。ちょっと、打ちにくさを感じている」と慎重だ。今回から、コースを変更。過去、プライベートでプレーしたことが「1、2回ある」といい、「傾斜が強く、本当に難しい。それは全ホール。今回、プレーして改めて思った」と気を引き締めた。
2週連続優勝は21年、ヤマハ→富士フィルム・スタジオアリスで達成しているが、決して満足はしておらず、「まだ1回だけです」とも。ましてや、次週はディフェンディングチャンピオンとして挑む公式競技、日本女子プロゴルフ選手権大会が控えているだけに、さらに上昇を誓っているのは当然か。「出遅れずに上位で戦う」をキーポイントに掲げた。
この日は、ちょっと表情にいつものような元気がない、と感じられる。「ちょっと疲れています」とうつむき気味に話した。ただし、勝負になれば違うだろう。ましてや、前週はツアー屈指の難コースのひとつ。極限のプレーで勝利を勝ち取った。
そうはいっても、「試合では、アドレスを含め、基礎的な確認をしっかりやりたい。ミスにつながらないように…」と細心の注意をはかる。また、「本当にニトリの優勝はうれしかった。キャディーさんなど、みんなで頑張った気がする。SNSなどにも、皆さんからたくさんのメッセージをいただきました。ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。
その上で、「目標の永久シード獲得のために、積み重ねていきたい」と、プロ101試合目へ向け気分を一新。充実の面持ちで、9月を迎えた。
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