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2015.3.15

鈴木愛はプレーオフで涙 四国出身者の四国Vならず

ヨコハマタイヤPRGRレディス 土佐カントリークラブ(高知県) 最終日

 19年ぶりとなる四国出身者の四国Vは、目前で逃げて行った。「やはり四国での大会なので優勝は狙いたかったですね」。準地元での凱旋優勝を狙った鈴木愛の目からは、悔しさから涙がこぼれていた。

 首位を3打差で追ってスタートした最終日。序盤の3連続バーディーで、またたく間に優勝争いに名乗りをあげると、そのままリードを保ち18番をホールアウト。プレーオフに備え後続のプレーを練習場で待つ堂々とした戦いぶりは、まさにメジャー覇者の名に恥じないものだった。開幕戦に予選落ちをを喫し、乗り込んできた凱旋試合での惜敗は「今は悔しさの方が大きいです」と大きな手ごたえと、それをさらに上回る悔しさを味わう大会となった。

 今年の目標は3勝をあげることだという。「賞金女王というよりも、3勝という目標をクリアしたい。賞金女王になれなくても3勝することができていれば、それでいい」と語った後に「3勝出来ると思います」と力強く宣言した。その眼には自信が漲っていた。

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