鬼頭さくらが単独首位発進

＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2023シーズン開幕戦『大王海運レディスオープン』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）大会第1日が3月16日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山（6,605ヤード/パー72）で開幕。5バーディー、ノーボギーの67をマークした鬼頭さくらが首位発進を決めた。1打差の4アンダー、2位はプロデビュー戦を迎えたルーキー・小林光希。地元愛媛県出身の丹萌乃が、3番ホールで自身初となるホールインワンを達成した。
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鬼頭 さくら（1位：-5）
　「あしたも落ち着いて、自分のやるべきことをやるだけです。きょうの最終9番は40センチにつけてのバーディー。アプローチも1回しかしていない。パッティングがもう少し入れば、もっと伸ばせたと思います。去年のQTファイナルに失敗して、すごく悔しかったけど、気持ちを切り替えてオフの練習に取り組みました。今シーズンの目標は賞金女王になることです」

小林充希＜Photo：Yoshimasa Nakano/Getty Images＞

小林 光希（2位：-4）※ルーキー
　「きょうのようにあすも耐えながら、バーディーをたくさん獲りたい。きょうの前半はショットが右にいって良くなかったけど、8番のバーディーから立て直すことができて、後半は良いスコアで回れました。プロデビュー戦で4アンダーは最高です。ギャラリーの方々からの声援はすごく嬉しかった」

奥山 純菜（3位タイ：-3）※ルーキー
　「あすから天気が悪くなる予報なので、1打1打集中して頑張ります。上位を目指しながら、楽しんでプレーしていきたい。きょうはラッキーもありましたし、落ち着いてプレーすることができました。60台を目指していたので、クリアできて良かった。デビュー戦でしたが、思ったより緊張しなかったですし、楽しく回れました」

藤井 美羽（3位タイ：-3）※ルーキー
　「あと2日間も、きょうのように楽しくプレーできたら満足です。きょう、後半の途中まではショットもパッティングも良かったけど、最後はちょっと疲れてきてしまった。プロデビュー戦で、きのうの夜は秒で眠れたけど、きょうの朝は緊張しました。憧れの服部真夕選手とプレー。すごく優しかったですし、ご一緒に回れて楽しかったです」

丹萌乃

丹 萌乃（35位タイ：+1）※愛媛県出身　※3番ホールでホールインワン
　「地元で試合ができることは本当に幸せなこと。大会に来てくださった方が、観にきて良かったと思っていただけるようなゴルフをしていきたい。ホールインワンは、入った瞬間を見られなかった。家族や応援に来てくれている人たちの前で、試合で初めてのホールインワンができて、すごく嬉しい。今シーズンの目標は、ステップでの複数回優勝です。まずは1勝を目指して頑張ります」