2023.3.17
今度こそ-上田桃子が万全の首位発進
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県)第1日
自身を表現する方法は、さまざまだ。前年に続き、上田桃子は首位スタート。「悪くないところがなかった点が良かった。開幕戦から同じ感じ。大きなミスがなくプレーできている」と、いつもながら厳しい。喜ぶのは最終日が終わった後-である。
のぼり調子をアピールしたのは後半。11番からの3連続バーディーだろう。パー5の13番はカラーから、6メートルを決めた。「ツキがあったかもしれない。13番がそうだった。17番もピン奥3メートルからバーディーが決まったから」といい、開幕戦からを振り返る。
「ここまで、調子は悪くはない。スーパーショットが出ているわけではありません。平均していいプレーができていると思う」と評価した。ただし、「勝負した時に競り負ける。スキを感じる」とも。2位タイに終わったダイキンオーキッドレディスを戒めているのだろう。
それだけに、「今、気をつけていることは気持ち。リズムをゆっくりするなど、微調整ですよ」と、次の優勝争いに備えている。
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
もうひとつの課題は、昨年の借りをきっちりと返すことだ。「去年、シンガポールの試合で手応えを感じて、私にとってここが開幕でした。第1日、トップ。でも、第2日、(7番の)4パットから、まったく入らなくなった」と話した。前週、辻村コーチが帯同してパッティング練習を重ね、手応えは上々だ。
「今回は、3日間を通してあせらずに行こう、と決めている。残り2日間も当然です。調整がうまくいっているから」と、深く心へ刻みこんだ。桜が開花するこの季節だが、いよいよ桃子の出番である。
(青木 政司)
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