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2023.3.29

青木瀬令奈 気合でプロアマ7バーディー

 JLPGAツアー2023シーズン第5戦『ヤマハレディースオープン葛城』(賞金総額1億円/優勝賞金1,800万円)が3月30日、静岡県袋井市・葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,480ヤード/パー72)で開幕する。29日はプロアマトーナメント、公式会見が行われた。

 好事魔多し。青木瀬令奈はしみじみと語った。2週前のTポイント×ENEOSゴルフトーナメントで今季初優勝。しかし扁桃炎のため前週を欠場した。

 「実は…」と切り出し、「19日の最終日、朝からのどの調子がちょっと…。でも、薬などに頼るよりも、アドレナリンで何とかしようという作戦でした。それだけに、優勝できたことはすごくうれしい」と振り返る。

 ところが鹿児島から宮崎へ移動すると症状が悪化。「病院へも行き、薬を服用してもよくはならない。仕方なく前週はお休みさせていただきました」という。25日まで安静にして、翌26日から準備をスタート。クラブは27日から握りはじめた。

 「きのうは久しぶりの感覚だったけど、きょうのプロアマトーナメントはとてもいい。気合を入れたことがよかったのかもしれない。おかげで7バーディーでした。あと4日、頑張りたい」と前向きにとらえる。何しろ、鉄人とも思えるぐらい試合は休まない。全英女子オープン出場のため、21年にゴルフ5レディスを休んでから、連続53試合出場を続けていた。

 「去年は休んでいないし、久しぶりに試合を動画観戦。不思議だと感じたのは、とても新鮮な気持ちで拝見することができた。もし、(前戦で)2位に終わっていたら、試合を客観的に見ていられなかったかもしれません。すごく調子が良かったし、期間があいてもったいないと思ったけど、必要な休息だったかもしれません。プラスに考えている」と話した。

 今季は開幕戦から、エースパターを決めずに状況にあったものを選択中。ちなみに今大会は、「グリーンとの相性がよさそう。それから球足などの感じがいい」と、初めて2戦連続同一パターで勝負する。大逆転を演出した抜群の相性。「今回の目標は毎日、できることを行う。積み重ねで最終日、優勝争いができればうれしい」と言葉が弾んだ。

 恒例となっているパワースポットへの必勝祈願も今回は、二か所へ参拝。「私の気持ちを伝え、見守ってくださいとお願いします」と、万全のルーティンで臨む。

(青木 政司)

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