バーディーラッシュ期待　アジアNo.1は誰－

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ（長崎県）

　最後までアグレッシブに。開幕前日の6日、第56回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の公式会見が行われた。女子プロゴルフツアーの歴史ともいえる今大会は、回を重ねるごとにスケールアップしている。今日でも第1回から変わらないテーマのゴルフの普及拡大。そして、アジアナンバーワン決定戦にふさわしい熱戦が展開される。

大会会長・小林 浩美
　「協会の歴史とともに歩んできた伝統のトーナメント。ショット、パッティングなどゴルフに必要なすべての技術に加え、内面の強さなどすべてにすぐれた選手が優勝を勝ち取ることになるでしょう。もちろん、出場する誰にもチャンスがある。全国をサーキットする今大会は、今年も素晴らしいコースで開催。アジアナンバーワン決定戦にふさわしい、見応えある大会になります」

コースセッティング担当・山崎 千佳代
　「15年の開催と違うのは、パー4の4番。距離が20ヤード延長したことです。それ以外はすべて同じ。フェアウェイ幅は広げて、ラフを短くしたのは、選手の皆さんにアグレッシブな戦いを期待したからです。最後まで息切れせずにスコアを伸ばしきる。世界で戦うためには、こういうスタイルも必要不可欠と考えました。15年の優勝スコアは7アンダー。今年の優勝スコアは17アンダー前後を想定しています」