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2023.10.10

アマチュアの上久保実咲がトップ通過―富士通レディース主催者推薦選考会

上久保実咲<大会事務局提供>

 JLPGAツアー2023シーズン第32戦『富士通レディース2023』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が10月13日、千葉県千葉市・東急セブンハンドレッドクラブ(6,697ヤード/パー72)で開幕する。10日は主催者推薦選考会が行われた。44人(プロ23人、アマ21人)が参加し、上位12人(プロ8人、アマ4人)が本戦出場を決めた。 

 アマチュアの上久保実咲(奈良育英高等学校3年)が5アンダー、67でトップ通過。2位には4アンダー、68で回った林菜乃子、3位タイには3アンダー69の河本結と、アマチュアの遠藤桂音(明秀学園日立高等学校2年)の2人が入った。さらに、中村香織が1アンダー71で回り、見事に本戦への出場権を獲得。一時、結婚、出産を経てツアーを離れていたが、8年ぶりのツアー出場となる。 

※主催者推薦選考会の成績表はこちらへ

上久保 実咲(アマチュア)
 「今大会の選考会は、2回目の挑戦。トップ通過の実感はないですが、とても嬉しいです。きょうはパッティングがよくて、バーディーが6つ取れたのは良かった。ティーショットもフェアウェイキープできました。JLPGAツアーではまだ予選通過したことがないので、まずは予選通過を目指して頑張りたい。本番までにセカンドショットの精度とグリーン周りのアプローチを調整したい」


林 菜乃子
 「パッティングがよかったです。ショットはまだ自分でも調整している部分もあるので。今シーズンは、ショットがイメージと違った球が出ることが多くて、自信を持って振れなかった。あまり考えすぎず、目の前の一打だけに集中するようにしています。今まではスイングばかり気にしていたので、そこを柔軟に考えるようにー。きょうは集中していいプレーができたので、本戦でも引き続き頑張りたい」


中村 香織
 「2019年に会社を設立して、五反田と洗足でゴルフスクールをやっています。その中で競技に復帰したきっかけは、一つはお客様からまた試合に出ないんですか、と後押しをしていただいて、チャレンジしてみようということ。それと、レッスンする中でいろんな勉強をしていて、自分のゴルフでも取り入れてみようと好奇心も出てきたので、もう一回やってみようかなぁとー。2015年シーズンが終わって、翌年に結婚、出産とツアーから退いた時は、本当にもう全然戻る気もなかったですが、去年、久しぶりにQTへ出場して、選考会出場は今年初めてです。まさか試合に出られるとは・・・。通過すると思っていなくて、レッスンのスケジュールも入れていました。きょうの後半は、2アンダーで回ったんですけど、試合感を取り戻した感じはあります。こんな感じだよなぁと思い出したので、スイッチが入ってきたとは思います。本番では予選通過したら泣くかもしれないですね。楽しみです」

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