2023.11.15
大林、小林夢が首位 1差で注目の大須賀、小林光ら
<Photo:Toru Hanai/Getty Images>
JLPGAステップ・アップ・ツアー2023シーズン最終戦『京都レディースオープン』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が11月15日、京都府城陽市・城陽カントリー倶楽部(6,444ヤード/パー72)で開幕。最終戦にふさわしい激戦が第1日から展開されている。3アンダーで首位に立ったのは大林奈央、小林夢果。1打差の2アンダー、3位タイは同賞金ランキング2位の大須賀望、同3位の小林光希、林菜乃子、李知姫、篠原まりあがつけている。すでに、賞金ランキング1位はウー チャイェンが確定。24年のJLPGAツアー第1回リランキングまでの出場権を得る、賞金ランキング2位以内を目指す戦い、同賞金ランク3-10位に付与されるQTファイナルステージの出場資格争いも加わり、1打が勝負を分ける。
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小林 夢果(1位タイ:-3)
「1番、きょうイチの1Wショットが打てた。さらに、9メートルのロングパットが決まり、気持ちの良いバーディーがとれた。おかげで波に乗れたラウンドです。城陽カントリー倶楽部で開催された一昨年、最終プロテストでは2オーバーで合格。きょうは60台で回り切ることができた。当時と比較し、第1打の精度が上がり、第2打でピンを狙っていけることが進化の過程かなぁ、と感じた。さらに、飛距離が伸びている。最終戦の優勝で、ファイナルQTへ行くことを目標にしている。欲張らず、あしたもひとつずつ...」
大林 奈央<Photo:Toru Hanai/Getty Images>
大林 奈央(1位タイ:-3)
「城陽カントリー倶楽部は21年、最終プロテストで合格した出発点。グリーンがとても速く、特にロングパットの距離感がすごく難しい。また、打ち上げホールが多く、飛ばすポイントを見極め、攻めることが必要です。きょうのラウンドは、ショットの距離感がすごく良かった。おかげで、バーディーチャンスをつくることができたと思います。一時期、不調だった第1打も最近、フェアウェイキープ率が上がっている。少しずつ手応えが出て、自信を持ってクラブを振り切れてきた。好スタートの上、内容がとてもいい。QTへ、つながるだけに全力で優勝を目指す」
大須賀 望<Photo:Toru Hanai/Getty Images>
大須賀 望(3位タイ:-2) ※賞金ランキング2位
「後半、第1打がいまひとつまとまらなかったけど、パーオン率はまずまず。不足はパッティングでカバーした。バーディーパットを外し、もったいないミスが3つ。ただ、シビアなパーセーブを決められたから、とんとんでしょう。第1日が終わって、大混戦。私はトップと1打差で、とてもいい感じがする。あすは、(賞金ランキング2位を争う)小林光希さんと同組ですけど、私は黙々とプレーすることが特性のひとつ。より集中して、スコアを伸ばしていきたい。目標は1日4アンダー。最終戦、優勝で締めくくりたいです」
小林 光希<Photo:Toru Hanai/Getty Images>
小林 光希(3位タイ:-2) ※賞金ランキング3位
「きょうはワンショットへ集中することが目標だった。また、パッティングでピンチをしのげたし、思っていたように伸び伸びとプレーができたと思います。おかげで、良いスタートです。難しいコースをアンダーパーでプレー。納得度がすごく高い。今大会で優勝すれば、自力で賞金ランキング2位へ。あしたは大須賀望さんと同組です。存在を意識してしまうかもしれないけど、目指すのは優勝。全力でプレーをします」
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