2023.11.29
新垣、菅が首位キープ 1差2位は小倉
新垣 比菜<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
2023年JLPGAツアー クォリファイングトーナメントファイナルステージ大会第2日が11月29日、静岡県袋井市・葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(6,421ヤード/パー72)で行われた。首位スタートの新垣比菜、菅楓華が好調をキープ。ともに通算7アンダーとスコアを伸ばした。1打差の通算6アンダー、3位へ小倉彩愛が浮上。アンシネ、岸部桃子が通算5アンダー、4位タイにつけている。
QTファイナルSは24年シーズン、第1回リランキングまでのJLPGAツアー、ステップ・アップ・ツアーの出場資格(シード選手等を除く)決定戦。例年の実績ではJLPGAツアー出場は、上位30位前後がボーダーラインになっている。
(天候:晴れ 気温:14.0℃ 風速:7.5m/s)
新垣 比菜(1位タイ:-7)
「強風でも2日間連続、60台でプレーできた。良かったと思います。ただ、風の中でラウンドしていると、だんだんスイングへズレが生じてくる。きょうもきっちりと修正してあすへ臨みます。コーチからは上体が突っ込むクセがある、といわれる。十分に気をつけます」
菅 楓華<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
菅 楓華(1位タイ:-7)
「前半、ショットがいまひとつ。でも、10番のチップイン、いつもなら入らないロングパットが決まるなど、ラッキーがあった。もう苦しかったです。それだけに折り返しが近づいての17番で、やっと1メートルぐらいのバーディーが決まり、いいペースをつかんだ。長い一日でした。
それでも、今の実力でこれだけのプレーができていることにビックリ。とりあえず、順位は気にしない。来年のJLPGAツアー出場権を獲得できれば-それを第一に考えている。今夜もしっかり睡眠をとって休養します」
小倉 彩愛<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
小倉 彩愛(3位:-6)
「最終ホールで2メートルのパーセーブに失敗。ノーボギーラウンドを意識していたわけではないけど残念でした。でも、パッティングの調子はまずまずだと思います。ポイントは2番。1番でバーディーをとった後、2番で3.5メートルの上りのラインが残った。そこでうまくパーをとって、うまく流れに乗れた感じがする。
今回はいい意味でスコアを気にしない。目指すのは1打でも少なく上がることです。きょうはパー5ですべてバーディーをとれた。マネジメントをしっかり行った結果です。調子がそれほどいいとはいえなくても、うまくスコアをまとめることができた。少し、自信がわいてきましたよ」
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