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2024.4.5

今シーズン初の託児所開設

土肥 功留美<Photo:JLPGA>

YANMAR HANASAKA Ladies Golf Tournament』 琵琶湖カントリー倶楽部(滋賀県)第1日

 JLPGAと住友商事が共同で託児所を設置するプロジェクト「JLPGA Welcome Babies & Kids Project Supported by 住友商事」が、ステップ・アップ・ツアー会場に今シーズン初めて開設された。
今回利用した土肥 功留美、中村 香織に感想を聞いた。

土肥 功留美
――利用してみた感想

 「これまで託児所にこどもを預けたことはなく、ベビーシッターに頼んだり、自分で名古屋でこどもを預かってもらえるスタイルをとっていました。今回はシッターをやめて利用してみました。ゴルフはコースに立てば、もちろん一人で戦うスポーツですけど、上がってくればこどもたちがいるなと思うと、頑張れます。すごく良いなと思いました」

――今回の取り組みについて
 「いつもは家に預けてくるから寂しくもなり、預かってもらっているので申し訳ないなどいろいろな気持ちが混在します。今回は一緒に来ているから夜は一緒にいれるし、一緒に過ごせる。こどもたちも嬉しそうだし、本当に感謝しかないですね」

――今後、トーナメント会場に託児所が増えることで、子育ての状況やご自身の競技に対する向き合い方はどのように変わりそうですか
 「どんどん増やしてもらえるとありがたいです。こどもを産んでも復帰できる環境があると、まだ私も戦えると思う選手が増えると思う。女子のスポーツ選手は選択肢が少ないので、こういう取り組みは本当に助かりますし、合間でこどもの顔が見れるのも安心感があります。
 アメリカツアーではこどもを産んでまた試合に戻ることは当たり前なので、日本もそうなっていってくれると嬉しいですね」

――ママさんプロとして、これからの目標は
 「託児所が設置してある試合で勝ちたいと思っています。こどもたちに優勝した姿を見せてあげたいです」


<Photo:JLPGA>

中村 香織
――利用してみた感想

 「託児所にこどもを預けることは今回が初めてです。ゴルフ場にこどもを連れてこれること自体がすごく嬉しいですし、ティーショットを打つところを初めて見てくれて、ワーッて喜んでくれたのもめちゃくちゃ嬉しかったです」

――今回の取り組みについて
 「多分こどもは私の職業が何かをあまり分かっていないので、ゴルフをやること、試合に出ることがどういうことなのかも分かってもらえる良い機会なのかなと思っています。試合に出てプレーしている姿を間近で見てもらえますし、安心して預けられることが本当にありがたいです」

――今後、トーナメント会場に託児所が増えることで、子育ての状況やご自身の競技に対する向き合い方はどのように変わりそうですか
 「私が試合に出るときに、こどもを誰かに預けないといけないことがネックでしたが、託児所を設置いただけると、こどもと一緒に会場に来て、夜ご飯も一緒に食べられたりもできます。行ける、行けない試合が出てくるなかで、託児所に預けられる選択肢があることが選手の未来につながっていくと思います」

――ママさんプロとして、これからの目標は
 「私はママだから頑張っている、だけでは済ませたくないですね。ママだからこそいろいろなことを乗り越えてやってきたところもあるので、そういう強さみたいなことを発揮していけたらと思います。私は試合に勝つために来ているので、ママということに甘えることなく、優勝できるように頑張ります」

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