2024.4.10
大混戦 稲垣那奈子ら4人が首位で最終日へ
<Photo:Shintaro Wada/Getty Images>
JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第2戦『フンドーキンレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が4月10日、大分県臼杵市、臼杵カントリークラブ(6,449ヤード/パー72)で行われた。この日は好スコアが続出し、大混戦の展開。ルーキーの稲垣那奈子が通算5アンダーで、地元・大分県出身の但馬友、木下彩、古家翔香と並んで首位に浮上した。1打差の通算4アンダー、5位タイに宅島美香など4人が続き、首位と2打差に11人がひしめく混戦模様となっている。
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稲垣 那奈子(1位タイ:-5)
――きょうを振り返って
「前週からショットの調子がひどくて、きょうもあまりよくありませんでした。前半はほとんどグリーンを捉えることができず・・・。でも、耐えてパーセーブを続けていたら、後半にチャンスが増えてきて伸ばすことができました」
――意識していたことは
「ショットが緩むと曲がるので、思いっきり打つということを意識していました。アプローチも感覚がよくなっていきました。きょうは、グリーンがそこまで速くなかった。パッティングもしっかり打つということをやっていました」
――後半は4バーディーの猛チャージ
「あそこまでバーディーを獲っていると思わなかった。リーダーボードを見たら上位勢のところに名前があったのでびっくりしました。我慢した分、流れを呼び込めたと思います」
――ここまで2試合を戦って
「自覚を持って、いい緊張感を感じながらプレーできています。アマチュアで出場させていただいた時は、推薦という立場。何とか結果を出さなきゃという焦りの気持ちがありました。ただ、プロになってからは、自分の力で掴み取った権利で試合に出場しているので、そういった意味では気持ちが楽になっています」
――2日間終わって自己評価は
「ショットが不調でしたが、100点です」
――最終日への意気込み
「なかなかうまくはいかないと思います。優勝争いの経験もあまりないので、その場になってどうなるのか分からない。ショットを真っ直ぐいくように努力しつつ、チャンスがあったら、しっかり獲っていきたい。せっかくなので楽しんで回りたいです」
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