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2024.5.2

韓国の女王・イ イェウォン 2差2位タイ

<Photo:Hiromu Sasaki/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)第1日

 プロゴルファーは、やはり成績で示すもの。23年韓国ツアーの賞金女王・イ イェウォンが前評判通りのプレーを披露した。16番でボギーを叩いた後、見事なバウンスバックで連続バーディーフィニッシュ。69で第1日を終えた。

 「17番は5メートルのバーディートライ。距離はあったけど、のぼりで比較的、優しいラインでした。また、最終ホール。残り77ヤードで2メートルと狙い通りです。使用したウェッジは、いつもたくさん練習をしている。だから、自信があった」と話した。

 8歳から両親の手ほどきでクラブを握り、順風満帆でトップまでのぼり詰めている。「スポーツが好き。特にゴルフは楽しい」。今大会は、「諸先輩方に以前から、JLPGAツアーの素晴らしい評判をうかがっていました。それから、日本が好き。去年の冬も東京へ遊びにきました」とうれしそうに語った。

 今季はすでに1勝。もちろん、優勝を狙っている。「スタート前からショットの感触が上々でした。バーディーをたくさんとりたいと思った」そうだが、「第1打が少しでも曲がってしまうと、ボギーへ近づく。それからグリーンの仕上がりが素晴らしく、とてもスピードが出る。先輩方がおっしゃっていた以上です。とにかく、いい経験になる。残りの3日間も全力で戦います」。

 それもそうだ。最大のセールスポイントの質問に、「1Wの精度」と即答した。平均飛距離は240ヤード。7月にはメジャーのエビアン選手権に出場予定だ。それだけに、世界基準の今大会をさらなる飛躍の足がかりとしたい。

(青木 政司)


<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

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