子育て中の選手を後押し－JLPGAツアーで今季初の託児所開設

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ　茨城ゴルフ倶楽部 東コース（茨城県）第3日

　子育て中の選手を含め、全てのアスリートが活躍できる環境作りを目指し、JLPGAと住友商事が共同で託児所を設置するプロジェクト「JLPGA Welcome Babies & Kids Project Supported by 住友商事」が、JLPGAツアーに今シーズン初めて開設された。今回利用した横峯さくらに感想を聞いた。

――利用してみた感想
　「すごくうれしいですし、大変助かります。
　毎回利用させていただいていますが、プロの保育士の方が見てくださっているので、すごく安心できる。子供も楽しんでくれているので、もっともっとトーナメント会場に託児所が増えると嬉しいなと思いますね」

――今後、トーナメント会場に託児所が増えることで、ご自身の競技に対する向き合い方はどのように変わりそうですか
　「子供が近くにいることを感じられることで安心感があるし、なによりパワーになります。練習終わりにすぐに迎えに行けるところもすごくうれしいです。
　もっともっと利用者が増えて子供同士で遊べる環境ができたら、さらに良い環境になるのかなと思います」

――ツアーを転戦しながら自身の近くで子供を育てる思い
　「今までの先輩方が託児所を設置してほしいと声を上げてくださって、おととしこの取り組みが始まりました。その先輩方が残してくれたものを私たちの世代が引き継いだと思っています。
　次の世代にもバトンを繋いでいくという気持ちで声を上げていきたい」

――今後の目標
　「ママでも一勝できるように頑張りたいです」