2024.6.4
ヨネックスレディスゴルフトーナメント2024 第3ラウンド鶴岡果恋選手の失格について
6月2日(日)に開催された『ヨネックスレディスゴルフトーナメント2024』第3ラウンドにおきまして、鶴岡果恋選手が競技終了後、ゴルフ規則20.2e(2)に基づき同規則3.3b(3)の違反で失格となりました。詳細は下記のとおりです。
≪鶴岡果恋選手の失格について≫
鶴岡選手は、6月2日(日)第3ラウンド17番ホールにおいて、1打目が、OB方向に行ったので、念のため暫定球を打った。鶴岡選手は、右方向のフェアウェイ上に止まっていた球を1球目として、プレーを続行し、当該ホールのスコアをパー(4)と記入してスコアカードを提出していたが、映像等を確認したところプレーをしていたのは暫定球であり、実際のスコアはダブルボギー(6)であった。
通常、競技が終了した後は罰を追加したり、訂正してはならない。しかし、ゴルフ規則20.2e(2)に基づき、競技が終了した後であっても、プレーヤーが、1ホールでも実際のスコアより少ないスコアを提出した場合にはそのプレーヤーを失格としなければならない。ただし、罰を受けていたことを競技が終了する前には知らなかった1打または複数の罰打を含めなかったことがその少ないスコアの理由であるときを除く(ゴルフ規則3.3b(3)参照)。
JLPGA競技委員会は必要な調査を行い判明したすべての情報を精査した結果、鶴岡選手の17番ホールのスコアは本人が知らなかった罰打を含めていなかったわけではなく、失格を免れる例外的な理由には該当せず、規則20.2e(2)に基づき規則3.3b(3)の違反により失格と判断した。
■関連規則
規則20.2e(2) 競技が終了した後にプレーヤーを失格とすること
規則3.3b(3)ホールの間違ったスコア
JLPGA競技委員会
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