小祝さくらが被災地の中学校へヤマハグランドピアノを寄贈

＜写真提供：大会事務局＞

　今年3月に開催された『ヤマハレディースオープン葛城』で優勝した小祝さくらが、優勝副賞の「ヤマハグランドピアノC3X」を石川県能登町立能都中学校へ寄贈。6月11日（火）、同校の体育館で贈呈式とミニコンサートが開催された。

　「年初めに大きな災害に見舞われた能登地方の方々のために少しでも役に立てれば」との思いから、今回の寄贈を決めたという小祝。贈呈式・ミニコンサートには、能都中学校1-3年生130人と近隣の小学校の生徒88人、合計218人が参加。小祝はトーナメントのため欠席となったが、ビデオメッセージでコメントを寄せた。グランドピアノは、普段の授業から卒業式や入学式などの行事で使用される予定。

＜写真提供：大会事務局＞

≪小祝さくらメッセージ≫
　「今年の3月に静岡県で行われたヤマハレディースオープン葛城で優勝し、副賞としてヤマハさんから素敵なピアノをいただいたので、能登地方の方々に使っていただきたいと思い、能都中学校へ寄贈させていただくことになりました。今までも大変な時間を過ごしてきていることと思いますが、今日のこの時間にこのピアノが使われ、少しでも皆さんの楽しい時間に力添えできれば嬉しいです。
　私はプロゴルファーという仕事をしていますが、日本だけではなく世界の大会にも出てこれからも頑張っていきたいと思っています。頑張った結果、今回このような機会をいただくこともできました。直接皆さんのお顔を見ることはできませんでしたが、このピアノを通して皆さんと少しでも近づけたら嬉しいです。
　今までゴルフを見たことはないという人もいると思いますが、これを機会に少しでもゴルフの大会に興味を持っていただき、ゴルフを応援してもらえると嬉しいです」