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2024.7.24

「JLPGA Welcome Babies & Kids Project Supported by 住友商事」at カストロールレディース

川満陽香理<Photo:JLPGA>

 JLPGAと住友商事が共同で託児所を設置するプロジェクト「JLPGA Welcome Babies & Kids Project Supported by 住友商事」が、JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第10戦『カストロールレディース』に開設された。ステップ・アップ・ツアー会場での開設は今季2回目となる。

 今回利用した川満陽香理高島早百合に感想を聞いた。

川満 陽香理
――利用した感想

 「託児所に預けるのは今回が初めて。本大会に託児所があることを去年知って、今年は心置きなく試合に出られるので嬉しいです。
 保育士さんが一緒に遊んでくれるので、すごく安心します。遠くに預けると、なにかあったときにすぐに駆け付けることができない。今回はスタート前やハーフターンでも様子を見ることができる。ゴルフ場に連れてくることができるのは、本当にありがたいです」

――この取り組みについて
 「2021年の全米女子OPに出場した際、選手のこどもだけではなく、キャディーさんや大会関係者も利用できる託児所がありました。日本でもそのように枠組みを広げて全試合に安定して設置してもらえるようになると、多くの人が利用できて、より良いかなと思います」

――今後、トーナメント会場等に託児所が増えることで、子育ての状況やご自身の競技に対する向き合い方はどのように変わりそうですか
 「出場できるかどうか、選択の幅が大きく変わってきます。また、いつかは私がプレーしている姿をこどもが認識してくれるようになると良いなと思っています」

――ママさんプロとして、これからの目標
 「こどもを保育園に預け始めてから時間を少し確保できるようになりましたが、あまり練習時間がとれていません。試合に出場できるQTランキングにいることが大切なので、今後はそこに向けて頑張りたい。もう1度、全米女子OPにも出場したいですし、JLPGAツアーのシード権もとりたい。それに、試合に出るからには優勝したいです。こどもと一緒に優勝写真も撮りたいたいですね」

高島早百合<Photo:JLPGA>

高島 早百合
――利用した感想
 「こどもとの時間を多く持てるので、今年も利用させていただきました。こどもとコースに来て、面倒を見ながら、自分のゴルフをやる。普段できないことができるので楽しい。託児所の有難みを改めて感じますね」

――託児所の利用を薦めたい理由
 「母が看護師をしていたので、職場によく行っていました。こどもながらに母親はこういう仕事をしているんだ、こういう人たちと日々触れ合っているんだと、感じることがたくさんありました。将来的に、母親が仕事をしているところを見せられると嬉しいなと思います」

――そのほかに、こうなったらいいなという希望
 「ツアー会場ではないゴルフ場にも、こどもを預けられる環境があったらいいなと思います。また、もう少しこどもが大きくなったときに、スナッグゴルフなど、ゴルフに触れる環境があると嬉しいです」

――ママさんプロとして、これからの目標
 「今の目標は、あと二人こどもを産むこと。40歳までに体を鍛えて、40歳で300ヤード飛ばすことができる3児のママプロゴルファーとして試合に出たいです。40歳になっても、3人のこどもがいても、300ヤード飛ばせるんだぞと、若い選手たちの希望になりたいですね。そう思うだけで歳を重ねることが楽しみになっています」

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