「JLPGA Welcome Babies & Kids Project Supported by 住友商事」atヨネックスレディス

若林舞衣子＜写真：大会提供＞

　JLPGAと住友商事が共同で託児所を設置するプロジェクト「JLPGA Welcome Babies & Kids Project Supported by 住友商事」が、JLPGAツアー2024シーズン第14戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント2024』に開設された。JLPGAツアー会場での開設は今季2回目となる。

　今回利用した若林舞衣子、神谷和奏に感想を聞いた。

若林舞衣子
――利用した感想
　「これまで4、5回預けさせてもらっていますので、先生はもう顔見知りです。
　今回設置された場所には大きな窓があって、外からでもこどもの姿が見えます。他の選手からも「最高ですね」、「癒されますね」と言っていただけました」

――この取り組みについて
　「こどもを育てながら試合に出場する選手が徐々に増えてきているのは良いことだと思います。今後、アメリカツアーのように全ての試合に託児所があるのが当たり前になってほしい。徐々に環境作りができていったらいいなと思います」

――初めて託児所に預けたとき
　「最初は、保育園に入れるときと同じような気持ちで心配でした。今では、ママと一緒にゴルフ場の保育園に行く－というくらい、託児所に行くことが好きになってくれました。そう思ってくれていると私も気持ちが楽になり、預けやすいですね」

――トーナメント会場にこどもがいることについて
　「きょうもスタートを見送ってくれました。頑張ってきてねという一言はすごく力になります。こどもの様子をすぐ見に行けることも、すごく心強いです」

――ママさんプロとして、これからの目標
　「目標は高く、もう一回優勝したいと思っています。こどもと一緒に優勝写真を撮りたいですし、優勝カップを持たせてあげたいです」

神谷和奏＜写真：大会提供＞

神谷 和奏
――利用した感想
　「こどもが近くにいると思えると、やっぱり気持ち的にも安心してプレーすることができます。先生方も優しくて、こどもが楽しめる環境がトーナメント会場にあることは本当に助かります」

――今回の取り組みについて
　「今回は主催者推薦選考会を通過しての出場でした。今週は託児所の設置があるので、より一層頑張ろうと思いました。娘と一緒にゴルフ場に来られると、精神的にも安心できるので良いことしかありません」

――トーナメント会場にこどもがいることについて
　「一緒に会場まで来られるので、家族のパワーをもらえている気がします。一緒に移動することによって、こどもも色々なことを経験して吸収しているので、成長を近くで感じられることは嬉しいですね」

――ママさんプロとして、これからの目標
　「プロゴルファーとしての自分を忘れないように、トーナメント会場にいるときは選手としての気持ちを大切にしています。ゴルフをさせてもらえる時間をこどもからもらっているので、結果で恩返ししたい。頑張っている姿を見せるのも母親の役目だと思っています。優勝してこどもと一緒に写真を撮りたいです」