久光製薬 presents ルーキープロ・アマチュア選手×宮里藍座談会を開催

＜写真：大会提供＞

　JLPGAステップ・アップ・ツアー2024シーズン第17戦『サロンパスレディスオープン』（賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円）が10月18日、佐賀県武雄市・若木ゴルフ倶楽部（6,287ヤード/パー72）で開幕する。「九州佐賀から世界へ」というコンセプトのもと、昨年に続き久光製薬創業の地・佐賀県で開催される本大会。

　10月16日の指定練習日、将来世界へ羽ばたいていくルーキープロ、アマチュア選手を対象に、久光製薬が長くバックアップしている宮里藍との座談会が行われた。

■宮里藍コメント
　「たくさんの良い質問があったので、答えるのに必死でした。あっという間の時間でしたが、私なりの考えは伝えられたかなと思います。伝えた内容の中で、「この言葉よかったな」とか、皆さんにとって少しでも引っかかるものが、何かしらあれば嬉しいです。
　皆さんに対する印象は、私のルーキー時代と比べて、自分のスタイルを形成している選手が多い。自ら考えて、どういう風にしていったらいいかを生み出せている選手が多いですね。今日みたいな具体的な質問は、私のルーキー時代には出来なかったと思います
　そして願うのは、ステップ・アップ・ツアーの名の通り、一試合、一試合重ねるごとにステップアップしてもらいたい。競技を長く続けるほど、いろんな困難に直面する場面が多いと思います。そんな中でも、しっかりと自分で模索していく力をつけてもらいながら、いい選手に育ってほしいと思っています」

■参加者コメント
稲垣 那奈子
　「お話を伺って、ゴルフをものすごく深く考えていらっしゃるのが印象的でした。1つの質問に対しても、10の内容で答えてくださって、とても有意義な時間になりました。
　私はメンタルコントロールについて質問させていただいたのですが、本番に活かせるような練習が、まだまだ不足していると痛感しました。練習から、本番さながらのプレッシャーを自分にかけて、意識して取り組みたいと思います。たくさんの気づきを私たちに与えてくださって、感謝しかありません」

髙野 愛姫
　「まずは、この日を待ちわびていました。今年プロとして試合に出場できるようになって、自分なりに試行錯誤してきましたが、宮里藍さんは違いました。ゴルフ脳の差が、自分とは歴然としていました。うまくいかない時に考えている事がすごいです。
　例えば、パッティングがうまくいかない時でも、その要因は一つではない。ストロークそのものが悪いのか、外的要因なのか。その原因を特定しない限り、いくら練習しても無駄な練習になってしまうということが、本当に身に染みました。明日から早速実践していきたいです」