アマチュアの中嶋月葉が2年連続トップ通過―樋口久子 三菱電機レディス主催者推薦選考会

中嶋 月葉＜写真：大会提供＞

　JLPGAツアー2024シーズン第33戦『樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント』（賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円）が10月25日、埼玉県飯能市・武蔵丘ゴルフコース（6,650ヤード/パー72）で開幕する。

　21日は主催者推薦選考会が行われた。44人（プロ14人、アマ30人）が参加し、上位9人（プロ3人、アマ6人）が本戦出場を決めた。4アンダー、68ストロークを記録したアマチュアの中嶋月葉（作陽学園高等学校2年）が、昨年の本選考会に続き、2年連続でトップ通過を果たした。2アンダー、70ストロークまでの9人が本戦への出場権を獲得した。

主催者推薦選考会成績表はこちら

≪上位選手コメント≫
中嶋 月葉（1位：-4）　※アマチュア
　「今日はアイアンショットがすごく良かった。ピンを指すショットも多かったですし、2年連続でトップ通過することができて、とても嬉しいです。プロの大会の選考会で5回目の1位通過ですが、本戦で予選を通過できたのは3回。今年はしっかり予選を通過して、昨年獲れなかったローアマを獲得できるように頑張ります。
　昨年からの1年間でアプローチの種類も増えたし、小技の技術が成長している。これまで出場した大会でいろいろ話しかけてくれた櫻井心那さんと一緒に回ってみたい。3日間通してアンダーパーで回ることが目標です」

髙久 みなみ＜写真：大会提供＞

髙久 みなみ（2位タイ：-3）
　「前半はショットの縦距離が合いませんでしたが、微妙なパーパットが入ってくれたので、スコアを作ることができました。プロ3年目になって、成績だけを見れば今シーズンが1番良いのかもしれませんが、まだまだもったいない部分がたくさんあります。メルセデス・ランキング70位以内に入って、QTファイナルステージから出場することを目標にしているので、今回通過できたことはすごく大きい。
　このコースはグリーンが難しいので、ショットの精度が大切になってきます。本戦までにしっかり調整して、トップ10を目指して頑張ります。メリハリあるプレーをしていきたい」

岩永 杏奈＜写真：大会提供＞

岩永 杏奈（2位タイ：-3）　※アマチュア
　「今日は4バーディー、1ボギーでした。日本女子オープンでローアマを獲得し、そのときからウッド系のショットが安定してきたので、今日も良いスコアで回れました。昨年の本大会で初めてプロの試合に出場し、今回で6試合目です。プロの試合は、ギャラリーの皆さんがバーディーをとったときに拍手や声援をもらえるので気分が上がるし楽しい。
　憧れのプロは山下美夢有さん。本戦では、まずは予選を通過できるように頑張ります」