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2015.6.22

アース・モンダミンカップ 開催!

 2015年LPGAツアー第17戦『アース・モンダミンカップ』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)が、6月25日から28日の4日間、千葉県袖ケ浦市のカメリアヒルズカントリークラブ(6,541ヤード/パー72)で開催される。

 今大会の主な出場選手はディフェンディングチャンピオンの酒井美紀、前週の大会で今季2勝目を挙げた申ジエ、賞金ランキング上位のイボミ、テレサ・ルー、菊地絵理香、上田桃子、成田美寿々、笠りつ子、本大会歴代チャンピオンの服部真夕、堀奈津佳、アース製薬所属の茂木宏美、真鍋早彩など。また、現在世界ランキング5位のフォンシャンシャンが1ヶ月ぶりに日本ツアーに参戦。総勢144名のプレーヤーが優勝をかけて競い合う。

 連覇を目指す酒井美紀、「去年はイケイケのゴルフをすることができました。カメリアヒルズカントリークラブは、フェアウェイが広く、OBの心配がない。だから、思い切ってクラブを振っていけるのが魅力です」と話した。とはいえ、それだけで勝利をつかめるほど楽ではない。優勝のカギをこう振り返っている。「距離が長いホール、短いホールときっちりとメリハリがある。コースマネジメントをしっかりと行ったのが、去年の優勝につながったと思います。長いホールでは確実にパーを拾って、短いホールはバーディーを狙う。今年もそれに徹していきます」。

 さて、肝心の調子は――といえば、「今シーズン、優勝争いとはなかなかいきませんが、調子は悪くはありません。ただ、運がない。パッティングがカップオーバーをして、思い通りにストロークができている。にもかかわらず、カップに蹴られ、バンカーに入ればならした後とか…。我慢の時。それだけに、相性のいい、今大会へ賭けています」と力を込めて語っている。連覇の自信を尋ねると、「落ち着いてプレーできればいい」。控えめな性格らしく、照れ笑いを浮かべていた。

 一方、コースセッティングの変更点について、競技ディレクター・湯本弘子は、「昨年と比較して、ラフを長くしてほしい、とお願いしました。また、グリーンサイドのバンカー周辺は刈り込みを入れ、難易度を高くするようにしている」と解説する。コースで大きく変更したのは、3番ホール。25ヤード延長し、距離のあるパー4に。6番ホールも難易度が高いだけに、前半からスリリングな展開となりそう。「梅雨時だし、雨が降っているとランが出にくくなる。そういうことを考えると、やはり飛距離の出る選手にチャンスがあるでしょう。でも、一概にそうとはいえない。やはり、大事なことは、コースマネジメントをしっかりすることです」と締めくくった。

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