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2015.9.3

穴井詩は“服部方式”で初優勝を狙う

<写真:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2015年LPGAツアー第25戦『ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が9月4日、岐阜県瑞浪市のみずなみカントリー倶楽部(6,559ヤード/パー72)で開幕する。前日の3日は、プロアマ大会が行われた。

 「服部(真夕)さん方式で行きます!」。ホステスプロとして本大会に臨む穴井詩はこう宣言した。服部は、2週前の『CAT Ladies』で3年ぶりの優勝を果たした。「アプローチになったらどうしていいか分からなくなる」と言うぐらいグリーン周りに不安を抱えていたが、好調なショットを武器に優勝を勝ち取った。「(苦手なアプローチと)お付き合いをしながらやっていきたい。アプローチがダメでもショットでカバーすればいい。それでも勝つことが出来る」と優勝後に語った言葉に、大きな刺激を受けたという。「わたしもそれでいい。長所を生かそう」。リカバリー率が70位の穴井にとって、アプローチは大きな課題だ。長所に目をやると、服部の最大の武器はショット。一方、穴井はなんといっても、飛距離。ツアーでも1、2を争うロングヒッターで、その武器を最大限に活かしたイーグル数は現在1位だ。「ショットは少し荒れている」と、精度に若干の不安は残るものの、ロングドライブでフェアウェイキープができれば長所は最大限に生かされるはずだ。

 穴井は服部と同じ愛知県出身。同郷出身者の活躍に、優勝への思いを新たにしただけでなく、考え方にも大いに感化された。「恥ずかしいプレーは出来ない」。ホステスプロとしての責任感と、“服部方式”で、初優勝を狙いにいく。


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