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2015.9.5

リーサル・ウェポンで、見えてきた完全復活

<写真:Atsushi Tomura/Getty Images>

ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント みずなみカントリー倶楽部(岐阜県) 2日目

 怒涛のバーディースタートとなった三塚優子。出だしの1番で4mを決めると、「ベタベタ来た」と、2番から4番までいずれも2m以内に付け、4連続バーディー。その後も3つのバーディーを重ね、今日のベストスコアで一気に優勝圏内に顔を出した。

 2011年のメジャーチャンピオンは、それ以降、ケガの影響もあり、不振にあえいだ。複数年シードがあったため、年間を通して参戦は叶ったが、ここ3年間、賞金ランキングは50位以内にすら届かなかった。今季のシード権も確保できず、裸一貫でのスタートとなった。順位の低迷とともに、自分のスタイルも見失っていたが、もがき苦しむ中で行き着いたのが、ドライバー。三塚のリーサル・ウェポン。「ドライバーを使わないのは楽だけど、それは自分じゃない。ティーショットが曲がってもいい。セカンドショットをショートアイアンで攻めたいから」。これこそが自分のスタイルだとわかった。“自分”を確立したことで、成績こそまだムラがあるが、豪快なゴルフが戻りつつある。「ティーショットは刻まない。それはいつでもできるから」。攻撃ゴルフを貫くと決めた三塚。完全復活はすぐそこに来ている。

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