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2015.9.14

イーグル奪取に注目 19日にはドライビング女王コンテストも開催

 2015年LPGAツアー第27戦『マンシングウェアレディース東海クラシック』(賞金総額8,000万円、優勝1,440万円)が9月18日(金)から20日(日)の3日間、愛知県美浜町の新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6,374ヤード/パー72)で行われる。

 主な出場予定選手は、ディフェンディングチャンピオンの申ジエ、前週の公式戦でメジャー通算3勝目を挙げたテレサ・ルー、現在賞金ランキング1位のイボミ、同ランキング上位の上田桃子、菊地絵理香、渡邉彩香など。また、米ツアーから4ヶ月ぶりに帰国参戦する横峯さくら、宮里美香など、108名のトッププロが46回目を迎える伝統の大会へ挑む。

 前週とは一転。今大会は積極性が試される。混戦必至のバーディー合戦。最後まで勝負の行方がわからない。昨年、15番から怒とうの3連続バーディーで優勝を飾った申ジエ。「一生忘れられない思い出になりました」と話している。その上で、「やればできる、ということを学びました。自信を与えてくれた大会です」とも。当然ながら、連覇を狙っての挑戦だ。「前週の日本女子プロ選手権はちょっと残念でした。でも、調子は悪くない。去年は多くのギャラリーの皆さんが応援と祝福をくださった。今年も期待に応えたい」とボルテージが上がっている。

 素晴らしい勝負を演出するのは、LPGA競技ディレクターの仕事。森岡まゆみがアピールするのは「イーグルをぜひ、ご覧ください」。昨年は、3日間で12のイーグルが飛び出している。そして、優勝のキーホールのひとつ、15番・477ヤードのパー5は昨年の大会で、2番目にバーディーを量産したホール。「バーディーがパーの感覚。選手はイーグルを狙ってきます。勇気が試されるでしょうね」と森岡は解説した。

 加えて今年、難度が高くなりそうなのは18番だ。「選手の飛距離が伸びている」ことを理由に、ティーグラウンドを後方へ移動。386ヤードに延長された。「左には池があり、どうしてもそれを避けたくなるのは、プレーヤー心理。そこで右へとなります。でも、少し狙いが狂うと、右には傾斜のある深いラフが。ドラマが誕生するかもしれませんね」と話している。

 一方で、ギャラリーのお愉しみといえば、大会2日目の本戦終了後、1番ホールで開催される『マンシングウェア2015 女子プロドライビング女王コンテスト』だ。飛距離は男女、それからプロアマを問わない、ゴルファーのテーマ。1人が連続して2球を打って勝負する。渾身のショットで優勝すれば、賞金50万円。年に一度、この大会だけのお楽しみだ。

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