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2015.9.17

相性抜群の今大会 横峯さくらは秋にも咲く

<写真:Chung Sung-Jun/Getty Images>

マンシングウェアレディース東海クラシック 新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)

 横峯さくらが力を込めた。「いつもお世話になっているスポンサーの大会。出るからには優勝です」。今シーズン、日本ツアー出場は今大会が3戦目だ。15日に帰国したばかりでも、「時差ボケがちょっとある程度。調子は悪くはありません」という。米ツアーへ本格参戦したものの、なかなか結果が伴わない。今、欲しいのは「爆発力」と表現した。「今年は、ここまでトップ10が1回。よくて20、30位とか…。無難なゴルフをしていても上位へ行けない。やっぱり攻めないとダメです」と改めて思い知らされたそうだ。

 淡々と振り返っているが、言葉の端々にはこんなはずではなかった、という心情が顔をのぞかせる。「やはり、米ツアーは初体験のコースばかりで、4日間大会の連続。また、移動距離がとても長い。そんなこともあって、シーズンの最初は、出る試合すべてがメジャーのように感じました。グリーンの難しさは、日本もアメリカも同じですけどね」。それだけに、過去2勝をあげている今大会は、勝手知ったる他人の庭というより、ホームコースといえるだろう。「ショットでちょっと当たりが薄くても、距離も出ている。ショートゲームも、成長できていることがわかりました」と自信がよみがえってきた。なるほど、秋桜の季節である。

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