2025.4.15
上久保実咲が首位 プロ初Vへ好スタート
2017.4.8
2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第2戦『Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)の2日目が、滋賀県栗東市の琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖/三上コース(6,361ヤード/パー72)で行われ、69をマークした曽田千春が通算4アンダーで単独首位に躍り出た。1打差の2位に木村彩子、通算2アンダーの3位タイグループには大和笑莉奈、篠原まりあ、山内日菜子がつけている。(天候:曇り時々雨 気温:16.8℃ 風速:0.2 m/s)
時折小雨が降るも風速0.2メートルの静穏状態となった大会2日目。9位タイからスタートした曽田は、6番で1メートルのバーディーパットを沈めると、8番、13番でもスコアを伸ばし、15番パー4では残り180ヤードのセカンドショットを5メートルにつけバーディー、この時点で単独首位に立った。
しかし迎えた17番パー3で「ティーショットの距離と番手を間違えて」グリーン奥に外すと、アプローチとパッティングのミスも重なりダブルボギー。それでも「ダラダラとボギーを打たないように」と、すぐさま気持ちを切り換え、最終18番で180ヤードの2打目を2メートルにつけバーディーを奪取。「昨日も今日も2アンダーを目標にしていたのでクリアできたかな。昨日は80点、今日はダボもあったけど100点です」と笑顔を見せた。
琵琶湖カントリー倶楽部は、これまでに日本女子プロゴルフ選手権、日本女子オープン、などのメジャー大会も開催している名門コース。2日間終わってアンダーパーが9人と、苦戦している選手が多いなか、「グリーン奥に外すとノーチャンスなので手前からいくようにしています。距離は短いから得意なコースです」と自信を覗かせていた。さらに京都府出身の曽田にとって滋賀県は「お隣さんですし、今回は実家から30分なのでリラックスできています」とプラス材料となっている。
昨年10月に行われたうどん県レディースでのステップアップツアー初優勝は、逆転で掴んだ勝利だった。単独首位で迎える最終日。「明日は今日よりも良いスコアであがりたい。最後まで諦めないで頑張ります」と、2勝目に向け力強く締め括った。