2018.3.25
復調宣言 渡邉彩香、手応えの66
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI UMKカントリークラブ(宮崎県)第2日
ようやく、浮上のきっかけをつかんだ。最終日、66をマーク。渡邉彩香が笑顔でクラブハウスへ引きあげてきた。「調子が出てきた。前週より、アイアンショットが格段に良くなっている。たとえ、パーオンを逃しても、グリーンのニアサイドのエッジなど、バーディーを狙うことができた。ここまで来たら、あとはチャンスをいかにして決めるかでしょう」と総括する。
今大会、宮崎のファンが驚いたのは、やはり1Wのティーショットだろう。3日間の平均では、261.333ヤードの4位。しかし、第1日の8番では277.0ヤードをマークするなど、飛距離も右肩上がりになってきた。「まだ、ちょっと精度が定まらないところはあるけど、たとえラフへ行っても、上向き調子のアイアンショットでカバーできる。おかげで、流れが途切れない。きょうは、ノーボギーでプレーできたこともうれしい」と言葉が弾む。
LPGAツアー初優勝は、今大会だった。以来、通算3勝をあげたものの、2016、17年の2シーズン、勝利から遠ざかっている。「オフにスイングを再チェック。体の動きも完ぺきといえるぐらいになった。練習ではできることを、試合でプレッシャーがかかった場面で、実行できれば、もっと自信がつく。次週は、地元で勝ったことがある大事な試合です」と自らへ言い聞かせるように話した。さくらが満開。渡邉にも、春が来た。
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