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2019.6.23

渋野日向子 次戦へ手応え 

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(千葉県)最終日

 渋野日向子が大会最終日、ノーボギーのラウンドで輝きを放った。7位タイへ浮上し、3試合ぶりのトップ10フィニッシュである。賞金ランキングは8位。次週のアース・モンダミンカップは、「AIG全英女子オープン」の出場資格をかけ、さらなる奮起が必要だ。同ランキング5位以内に入ることが条件。「いつも頭の片隅に全英がある。ソフト日本代表のように、私も頑張らないといけません」と気合が入る。

 小学生時は、ソフトボールとゴルフの二刀流。現在もゴルフよりソフトボールが好きというのは、有名なエピソードだ。「やっぱりソフトは、ゴルフにはない魅力がある。みんなで一丸となって、勝利を目指すところが大好きです」と力説した。

 今の女子プロゴルファーは、幼少時にゴルフを始め、他のスポーツを経験しないまま、プロ入りする傾向が大半だ。しかし、「ソフトを経験して、本当に良かったなぁと実感している。基礎体力がしっかり身についた。今のゴルフに活かされている。ピッチャーだったから、夏場の大会は、1日に4試合投げたこともあります」という。さらに「団体競技を経験して、助け合い、気配り、感謝など、社会に出てから役に立つことがたくさんあった。もし、ゴルフだけの経験だったら、そうはいかなかったかもしれない」と重要性を語った。

 プライベートでは、「日米対抗ソフトボール2019」観戦を楽しみにしている。「プロアマ戦が終わって、駆けつけます」。勝負の1週間である。

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