2019.8.23
自信と飛距離が回復 イボミ復調急
<Photo:Masterpress/Getty Images>
CAT Ladies 2019 大箱根カントリークラブ(神奈川県)第1日
31歳のスタートはビッグスマイル、ビッグドライブで復活をアピール。イボミが2年ぶりのLPGAツアー優勝へ向け、好スタートを切った。
この日は前週Vの穴井詩、比嘉真美子という飛距離自慢と同組。14番、ちょっとした不思議なことが起こる。イと比嘉の第1打がピッタリとくっついていた。「すぐに、競技委員さんを呼んで、状況を確認していただいた。私が先に第2打だったけど、うれしかったです。2人ともすごく飛ばす選手でしょう。飛距離が戻ってきた証拠」。
残り130ヤードの第2打を4メートルにつけ、パッティングもさえた。バーディーを奪う。勢いに乗って、続く15番も4メートルのバーディーチャンスをカップイン。やはり今大会は、相性が抜群だ。
「グリーンのスピードが合っている。いつもここに来たらショットに集中できる。やはり、コースのロケーションが好きだから」と満面に笑みをたたえた。「朝からの雨でちょっと心配だったのは、成績よりも、目指しているスイングができるかです。でも、きょうは最後まで、しっかりできたと思う」と弾むような口調で話した。
また、今回は16、17年優勝時のエースパターを投入。「いつ使っていたか、記憶にないぐらい久々です。ショットがうまくいかない時は、不安でパターまでは替えられない。だけど3パットを防止するため、思い切って…」と話していた。自信回復。久々の優勝争いが楽しみである。
(メディア管理部・森谷 清)
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