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2019.10.10

渋野日向子 ノーベル賞と、どうぶつの森で発奮

 LPGAツアー第32戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が10月11日、静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,572ヤード/パー72)で開幕する。10日はプロアマ大会が開催された。

 富士山の裾野で一大決戦。渋野日向子は、目指すタイトルへ向けて正念場を迎える。今大会、単独2位以上で賞金ランキングトップへジャンプアップ。「特に、大事な試合だと思います。でも、残り8試合ありますし、徐々に差を詰めていければ」と控えめながらも、強い意欲を語った。

 それだけに、気になるのは北上する台風19号の行方だ。「風がまわっている。なかなか、風を読み切れない。きょうは、縦の距離感が合わなかった」という。それだけに、「もっと風に敏感にならないといけません。第2日は(台風の進路にあたるため)微妙ですね。第1日が、本当に大事になると思います。かなり上位にいないと厳しいかなぁ。明日も風が強そうだし、耐えるプレーをしなければならない」と肝に銘じている。

 とはいえ、けさは仰天するような出来事があった。テレビのリモコンを押すと、「突然、しぶこさんと、聞こえてきたのでビックリ。しぶこって誰と思ったら、私のことでした」と話している。ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏の会見で、子どもたちへのメッセージの質問を受け、「最近では全英女子オープンゴルフで、しぶこさんが勝たれましたよね。日本が大騒ぎするような明るい話題で、子ども将来を決めるきっかけにしてもらうといい」と発言した。

 それを受けて、「ノーベル賞を受賞されるような方に、知っていただいていることはありがたいです」と、自身が感激の言葉をのべている。となれば、元気倍増。日本女子オープン最終日、チャージが不発に終わったことなど、「眠れば治ります。ご飯をたべれば治ります。それから、(ゲームの)どうぶつの森を始めました。心がいやされる」と、この日はご機嫌だった。

 第1日が勝負。しぶこさんの奮闘、期待しましょう。

(メディア管理部・中山 亜子)

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