2021.3.25
渋野日向子 千客万来で集大成
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021 UMKカントリークラブ(宮崎県)
旅立ちの春。渡米直前、渋野日向子は、「今年3戦の集大成」と位置づけた。何より、うれしいことは、「自然体でいられたことです」といい、「きょうは久々にプロアマ大会を経験できたからです。でも、どうやって朝の練習をしたのかなど、ルーティンが思い出せない。雨でびしょびしょになりながら、きょうは練習しました。しかし、本当に楽しい」と、トーナメントが少しずつ、日常を取り戻していることを喜んだ。
29日、渡米予定。「最終日まで戦いたい」と話した。続けて、「真新しい気持ちでいる。今までの結果は関係ありません。すべてが未知の世界です。いろいろなことがあるでしょう。でも、個人的なことをいうなら、1人で大丈夫です」と強い意志を固めている。
それだけに、今大会を大事に-という気持ちがより強くなった。「きょうは、雨の影響で、グリーンが柔らかかったけど、私のイメージではグリーンのワンバウンド目でボールがすごく跳ねる。調子は悪くないと思います」。期するところがあるのだろう。いつもとは違い、静かに話した。
とはいえ、最大の楽しみは、ギャラリーの前でプレーができるところだ。「私らしさを出せればいいです。笑顔のプレーを貫いていきます。でも、笑顔ばかりではなく、集中するところも見てくださるとうれしい。皆さんの前でプレーができると、緊張感がある。楽しみです」とも。
また、この日は、代表決定は先でも、東京オリンピックへ向け、メディカルチェック、ユニホームの採寸を済ませたことを明かした。準備万端。それだけに最終日、荒天の予報が気がかりだ。「第1日、第2日、気が抜けませんね。スタートダッシュ。頑張らないといけない」と、自身へ強く言い聞かせた。
(メディア管理部・宮崎 善秀)
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