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2021.3.26

白へ込めた弔意 原英莉花、8位タイ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021 UMKカントリークラブ(宮崎県)第1日

 渡米前、大事な一戦。原英莉花は5バーディー、1ボギーの68で第1日を終えた。「今年の4試合では、今回が一番。まだ、クラブの調整をしている途中だけど1番、10番とそれぞれ前後半のスタートホールで、バーディーをとってスコアをつくる作戦でした。うまくいったと思います」と、まずまずの手応えを語った。

 特に10番は残り220ヤードの第2打をUTでグリーンエッジまで運び、20メートルのイーグルトライは成らなかったが、1メートルのバーディーチャンスをきっちりと決めている。そして、同じ18番も1.5メートルのバーディーで締めくくった。確かに、前3戦とは違う。

 「今、使っているクラブはシャフトが柔らかい。軽くて柔らかいといった方が、適当かなぁ。本当はもう少し、カタいシャフトを使いたい。ということで、スイングで少しだけガマンが必要です。力を抜いて打つことが今の仕様。悪くはないけど、すべてのクラブを同じ感じで打ちたい。スイングをクラブに合わせていることが、ちょっと気になっている」と説明した。自身にしかわからない、微妙な感覚だろう。

 それだけに、「50-60%」と採点したが、「今回は気持ちです。絶対に勝つという気持ちでプレーしている」と話した。前日のプロアマ大会を一身上の都合で欠場。24日に亡くなった祖母に別れを告げるため、帰京した。「大好きな祖母。どうしてもお別れをしたかったからです」。

 この日は全身を白のウェアで弔意を表した。「黒を着たくはない。アクセサリーなどの金属を外して、精いっぱいの気持ちを届けたかった」と話す。残り2日間、追悼のラウンドで感謝を込める。

(メディア管理部・中山 亜子)

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