2021.3.27
イーグル奪取も6打差 原英莉花『行くしかない』
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021 UMKカントリークラブ(宮崎県)第2日
17組は序盤からギャラリーから、ため息が漏れるスーパープレーを展開した。亡き祖母のために、「優勝」を誓った原英莉花のハイライトはパー5の10番。左ラフから、残り220ヤードの第2打をピン奥4メートルへ2オンに成功した。勢いに乗ってイーグル奪取に成功する。
ところが、その後は2ボギーを叩き、さらなるスコアの上積みはならず。「イーグルの後、風が強くなった。インコースがあまり得意ではない。だから、攻めることよりも、ちょっと恐る恐るといった感じのラウンドでした。それと、パッティングもきょうはずっと、しっくりこなかったです」と唇をかんだ。
同組で河本結がバーディーを量産していただけに、なおさらだろう。「(河本の)気迫を間近で感じながらプレーした。たとえ、難しい局面でも少しだけジャッジに時間をかけるなど、格好いい」と評している。とはいえ、渡米を控えて大事な最終日。「独走状態だけど、私も行けるところまで、行くしかないでしょう」。
爆発力なら、すでに実証済みである。6打差を追う展開。新しいスタイルが飛び出すかもしれない。
(メディア管理部・中山 亜子)
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