2021.10.15
首位の青山加織 相性抜群→うどん県
<Photo:Ken Ishii/Getty Images>
2020-21シーズンJLPGAステップ・アップ・ツアー第21戦『日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が10月15日、香川県仲多度郡まんのう町・満濃ヒルズカントリークラブ(6,436ヤード/パー72)で開幕。ステップ通算4勝を挙げている青山加織が、5アンダーで首位に立った。4アンダー、2位タイに石川怜奈、常文恵が続いている。
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青山加織が今シーズンのベストスコア、67をマークした。3連続を含む、6バーディー、1ボギーの内容はアグレッシブ。「ショットが良かった」と満足そうだ。そして、上昇のきっかけを4番の第3打と話した。右手前のグラスバンカーから、ピンまで10ヤード。「58度できれいにボールをあげられた。左足下がりのライでピンが近い。それでも、ピタリと。あのパーセーブが、ポイントでした」と振り返る。
今シーズン、JLPGAツアー8試合、ステップで15試合へ出場。JLPGAツアーは2ラウンドで60台のスコアをマークしている。ところが、ステップではこの日が、今シーズン初の60台だった。
「ステップは最終日、スコアを落とすことが多い。振り返ると、明確な目標が定まっていなかった。おかげで、気持ちが乗っていなかったのでしょう。何に勝負をかけていいのかわからない」と言い、「だけど、そんなことを言っている時期ではありません。もうすぐ、来年の(JLPGAツアー出場へ向けて)QTが始まる。気持ちと調子を上げていきます」と、気合を入れ直している。
一方で、2015年の今大会で劇的な優勝を飾っている。「忘れられない優勝です。最終日、最終ホールのイーグルで追いついた。プレーオフもイーグルで勝ちました。ここにきたら、思い出さないわけはありません」。ただし、「課題は最終日です。あすもまた、いいプレーをしたい」と姿勢を正した。この日は25パット。パッティングの素晴らしさも目を引いた。
(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)
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