2015.5.24
猛追も及ばず ジョン ジェウンは吉田を絶賛
『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県) 最終日
ベストは尽くした。2度追いついても、1打差を縮めることがなかった。ジョン ジェウンは、悔しそうな表情を浮かべ、「残念でした。完ぺきなチャンスがこなかった」とうつむき加減に話す。実は、どうしても優勝したい理由があった。「勝てば、休むことができる。またお預けです」。今季から日本ツアーへ参戦しているが、スポンサーとの契約で韓国ツアーも掛け持ちしなければならないからだ。「きょうは5アンダーが目標でした。ノーボギーで回ることができたし、ベストは尽くした。ただ、吉田さんは付け入るスキがない。前半から、吉田さんの日かなぁ、と感じていました」という。
そうした葛藤はわからない。サングラスをかけ、感情を一切、表さないのが独自のスタイルだ。「ジュニアの頃から、どんな時でも感情の起伏がないように訓練している。しかし、プロになった時、周囲の皆さんからスマイルを、とたくさんアドバイスされ、笑うようにした。しばらくは一生懸命に笑おうとしたけど、うまく表情の管理ができなくなりました。笑顔って難しいから、今は元のスタイルに戻しましたけど…」。キャディーをつとめるお父さんとも、ラウンド中はほとんど会話をしない。孤高のラウンドを続けている。「今、とても気候がいいし、調子がいいから早く勝ちたい。また、優勝を目指します。体力勝負の真夏は、ちょっと苦手だから…」。ハードワークはまだまだ続く。
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