稲垣那奈子がトップ通過―富士フイルム・スタジオアリス女子オープン　主催者推薦選考会

稲垣 那奈子＜写真提供：大会事務局＞

JLPGAツアー2025シーズン第5戦『富士フイルム・スタジオアリス女子オープン』（賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円）が4月11日、埼玉県鳩山町・石坂ゴルフ倶楽部（6,585ヤード/パー72）で開幕する。7日は、本戦出場権をかけた主催者推薦選考会が開催された。

選考会にはプロ、アマ合わせ106人が出場。4アンダー、68ストロークを記録した稲垣那奈子がトップ通過を果たした。前週ステップ初優勝を遂げた與語優奈が2打差の70ストローク、5位タイに入るなど、1 アンダー、71 ストロークまでの12人（プロ7人、アマチュア5人）が本戦出場権を獲得した。（※71 ストロークは、18 番ホールからのカウントバック方式により順位を決定） 

《上位選手コメント》
稲垣 那奈子（1位：-4）
「ショートアイアンがピンに絡んでくれて、バーディーが取れました。それでも、1メートルぐらいのパッティングを2つ外してしまったので、もう少し伸ばせたと思います。アイアンショットは比較的自信を持っていますが、ショートゲームが課題。そこを本戦では気をつけていきたい。同期やルーキーが上位で戦っているので、私もいけるという気持ちで、上位で戦えるように頑張ります」

岩永 杏奈（2位タイ：-3）※アマチュア
「グリーンの傾斜が強くて、ラインを読むのが難しかったですが、きょうはうまく読めました。小学 6 年生のときに、スタジオアリスジュニアカップで優勝して、稲見選手と一緒に表彰式に出たのを覚えています。今年は、ベストアマを獲って表彰式に出たいと思います」

與語 優奈（5位タイ：-2）
「初めてこのコースを回ったのですが、グリーンの傾斜がすごいなと思いました。きょうは全体的には悪くなかったので、ステップのヤンマーハナサカレディースの優勝から、いい流れでプレーできました。まずは予選通過が目標ですが、今シーズン中にJLPGAツアーで優勝したい。今週も上位で戦って、経験を積んで、ステップアップしていきたいです」

山口 すず夏（5位タイ：-2）
「前半は出入りの激しいゴルフでした。なんとか崩れることなく耐えられたので、よかったです。ピンポジションの難しいホールが多かったですが、きちんとマネジメントをしながらプレーできたと思います。同期の頑張りをみると、自分ももっと頑張らないといけないと思わせてくれるので、負けないように－。 今シーズンの目標はJLPGAツアー優勝です。今大会は優勝争いをして、最低でもトップ10を目指したい」

青木 香奈子（5位タイ：-2）
「最終18番でボギーでしたが、ギリギリ通過できました。 アクサレディス終了後、コーチにパッティングを教わりました。 それを忠実に守って、パッティングが入れば上位に行けるかな－。トップ10に入ることを目標に、1打1打大事に打っていきたい。今週はバースデーウィークなので、いい週にしたいと思います」

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