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2016.11.6

日々成長の証明 堀琴音が3位タイ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

TOTOジャパンクラシック 太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)最終日

 やればできる。そして、できた。堀琴音がシーズンを通して、取り組んだ課題は最終日のパフォーマンス。「たとえ、何位でも頑張っていれば、何が起こるかわからない。それが勝負。エンジンがかかるのがちょっと遅かった。でも、グリーンをはずしたって、アプローチとパッティングでパーをセーブしていたら、バーディーが獲れました。収穫はたくさん」と話している。特に7番以降のプレーは、米ツアーのトップクラスにもひけをとることがない。

 しかし、自己採点は、「70点」と厳しかった。なぜなら、「負けたからです。やっぱり悔しい。今回、これだけのメンバーでどこまで今の自分が通用するか。それから、最終日にスコアを伸ばすことが、挑戦のテーマでした」とも語っている。大会の3日間、堀は、ショーケースをみるようだった。

 優勝のフォンとも2日目、同組でプレー。「力の差を感じた」とうつむき気味だった。「アイアンショットの精度。きっちりとグリーンへボールが止めてくる。また、1Wのショットも見事でした。目一杯、クラブを振る時、セーブする時など、1ラウンドできっちりと配分がされていた。また、ミドルパットも素晴らしいと感じましたね。タッチがよくて、ボールの転がるスピードが一定していたから」。

 残念ながら、目標としているステイシー・ルイスとの同組プレーは実現しなかった。それは来年以降のお楽しみとしよう。もっとも、ルイスは31位タイだったが…。

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