2025.4.19
堀琴音が1打差首位で最終日へ
2017.8.20
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
CAT Ladies 大箱根カントリークラブ(神奈川県)最終日
心境地を開いた。菊地 絵理香、結果は2位。ところが、ズシリと手応えがあった。「この3日間、ショートパットをひとつも外していない。優勝に手が届かなかったのは残念だけど、パッティングの不調からは抜け出しました。それにしても、優勝争いがこんなに楽しいとは…。もっと練習を頑張れる気持ちになりました」と振り返っている。
同時に、意外な一面も感じられた。菊地は沈思黙考のタイプ。不安などを口にすることは極めて少ない。それが、「ショートパットがダメ」、「パッティングの瞬間、ドキドキしている」など、心中をストレートに表現した。また、Tポイントレディス ゴルフトーナメントで優勝した際など、あえてスコアボードで戦況をみないように-が流儀。ところが、「トップとの差を確認しながら、自分へプレッシャーをかけながらプレーしました。10、11番で連続バーディーがきて、あと2つスコアを伸ばそう。とても難しい15、16番でバーディーを獲ろうと狙っていきました」とも語る。
さらには、「私は、不安を抱えた時は、人に言いたくない。当然、そればかりを考えてしまって、眠れないことが多い。本当は、メディアの皆さんへ、そんなことをいいたくありません。グチのように思われるから…。でも、今回はあえてすべてを言葉にしてさらけ出した。プレッシャーをかけ、言葉にしてみることも無駄ではありませんね」と心の内を表現した。次週は試合を休み、オープンウィークに充てる。
「体力というより、脳を休めるのが目的です。ただ、特に予定もないし、何をしたら…。それも考えるのが楽しみになった」。飛躍の秋へ向け、態勢を整える。