スタジオアリス女子オープン　第2日目

　LPGAツアー第5戦『スタジオアリス女子オープン』（賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円）の第2日目が、兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース（6,480Yards、Par72）で行われた。

　この日の天気はくもり。風もあり、昨日に引き続き肌寒い中でのラウンドとなったが、熱き戦いを一目見ようと昨日の約3倍の7,852人ものギャラリーが会場に訪れた。そのなか、初日トップの辛炫周（シン ヒョンジュ・韓国）が、この日も安定したゴルフを展開。通算5アンダーとし、単独トップを守った。1打差の2位にはこの日4アンダーとスコアを伸ばした古閑美保、さらに3打差の3位タイには、中田美枝、全美貞（ジョン ミジョン・韓国）、丁允珠（ジョン ユンジュ・韓国）が続いている。

　トップを守った辛は「今日は前半のショットが凄く悪かったけど、後半になるにつれ、徐々に良くなってきました」と昨日ほどの好調では無かったものの、「それでもアンダーパーで回れて嬉しいです」とホッとした様子。明日は古閑と同組でのラウンドになるが、「古閑選手はいい選手だし、プレッシャーはあります。差も1打しかないので、初日スタートするつもりで頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

　一方、この日5バーディー1ボギーの68ストロークで一気に優勝圏内に入ってきた古閑は「今日はスコアだけ見れば良いですよね。でもあまり（ピンに）絡むのはなかったですね。18番は（バーディーパットが）『入った！』と思ったんですが・・・」と内容にやや不満気。それでも「ピンを狙っていくゴルフが出来ました。アプローチも良かったですね」と納得の様子。明日については「勝つためには、もうちょっとピンに絡むのと、ロングホールをとれて、全部うまくかみ合わないと」と課題を挙げた。

決勝ラウンドには、150ストローク通算6オーバー、43位タイまでの52人が進出。
明日8：00OUT、IN（予定）より優勝をかけた熱い戦いが繰り広げられる。

なおこの日、川原由維、井上陽子、藤井かすみが途中棄権した。