ヨコハマタイヤゴルフトーナメント　ＰＲＧＲレディスカップ　最終日

荒天による競技中止で2日目トップの上原彩子が優勝

　2009年度LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の最終日は、朝方から降り続いた雨の影響で9ホール同一ラウンドに短縮されたが、コースコンディション不良のため7:55に競技が一時中断。正午から競技が再開されたものの、雷雲接近の影響で14:15に再び中断となり、その後も天候回復の目処が立たないため、14:37に中止が決定。2日目時点で首位の上原彩子が優勝し、ツアー通算2勝目を挙げた。2位タイは4アンダーで並んだ米山みどりと黄アルム（ファンアルム：韓国）。

優勝：上原彩子
「嬉しいです。でも今日は18ホールやるつもりでいたので、9ホールに短縮されたことも、中止になったこともビックリしています。初日に8アンダーという貯金はありましたが、スポーツは何があるかわからないですし、2日目も最終日も、同じ課題を繰り返しやっていこうという気持ちでした。今季から兄にゴルフを見てもらってスイング改造に取り組んでいるのですが、『なかなか結果が出なくても目標を見失わないでやっていこう』と話し合っていました。それが早い段階で勝ちに結びついたので、こういった状態でゴルフに取り組んでいることが、自分自身のパフォーマンスを高めてくれていると思っています。今後の目標は勝ち星を意識するよりも、平均ストロークをアップしていきたい。プロになった以上、世界の舞台でもやっていきたいので、向こうでも戦えるよう体をしっかりと作っていきたいです」。

　第2回『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』は、最終日、中止となりましたので、LPGAトーナメント規定により大会賞金総額が75%となります。
　主催者であります横浜ゴム株式会社様のご好意により、残りの25%を日本女子プロゴルフ協会（LPGA）のジュニア育成基金等に寄付させて頂く事になりました。