2025.4.6
最新情報①ーヤマハレディースオープン葛城ー次戦へひとこと
2009.5.24
三塚、イム共に通算7アンダーで迎えた18番ホール。イムのティーショットは大きく左に曲がり、ボールは不運にも木の後ろで止まった。残り117ヤードのバンカー越え。誰もがピンを狙うのは不可能と見ていたが、イムは違った。PWを握ったイムは果敢にピンを狙いフルスイング。クラブは木に当たった衝撃で真っ二つに折れたが、ボールは見事にグリーン奥へ。その後のアプローチをきっちりと寄せ、プレーオフに持ち込んだ。あのシーンを振り返ったイムは「あそこで刻んでいたら、今日の私の優勝はなかったと思います。刻む事は考えないで、クラブが折れてもいいと思って打ちました。でもまさか本当に折れるとはね…」と照れ笑い。優勝への執念が生んだ大胆なプレーが、勝機を手繰り寄せる結果となった。毎週、試合明けの月曜日に勉強しているという日本語も昨年より上達。「昨年は賞金ランク9位だったので、今年はもっと上にいけたらいいと思います」と賞金女王レースへの意気込みを見せた。
2位 三塚優子
「相手についていくのが必死で、よく最終日アンダーパーで回れたなと思います。ウナちゃんがすごくいいプレーをしてたのに、自分がいいプレーできないことに苛立ってしまって…。パターが全然ダメでした。ショットがいい分、余計目立ちましたね。優勝争いは意識しないようにしたけど、入れたいって気持ちが強くて普段どおりのプレーができませんでした。調子自体は悪くないので、来週、再来週とまたチャンスは来ると思います。次はプレーオフにならないように勝ちます」。
3位タイ 馬場ゆかり
「途中で上位のスコアもわかっていて、これはチャンスだと思いました。私の位置からは攻めるだけだったので。今日は後半の10番でグリーンをひとつ外しただけで、ショットもパットもミスらしいミスはありませんでした。5アンダーに届かなくてちょっと悔しいですね。(初日に出遅れてしまった?)今年の私のパターンですね…。先週の疲れがまだ残ってて、しんどかったです。でも今日を一番の調子に持ってこれたのは良かったです。もうひと頑張りですね」。