2019.4.28
粘りが身上 渋野日向子が2位T
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
38th フジサンケイレディスクラシック 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)最終日
2位タイへ食い込んだ黄金世代、渋野日向子は粘りが身上だ。18番、3メートルのバーディーパットが決まった。「平成の最後でいい締めができました」と満面の笑みをたたえる。とはいえ、惜敗である。16番まで5バーディー、ノーボギーの快進撃。ところが、17番でよもやのダブルボギーを叩く。「痛いですね。あとから考えたら…。右へ行くと、下にボールが落ちてしまう。ピンより、左を狙ったはずですけどね。気持ちだけが、先走ってしまったのかなぁ」という。
ところが、気分をリセットし、最後まであきらめなかった。「川奈でプレーするのは今大会が初めて。聞いていた印象では、とても私には向かないコースだと感じていました。コーライグリーンは得意とはいえないし、風が強い。強風は苦手です。きょうは、前2日間と比べ、風が穏やか。良かった。よくここまでやったと思います」と振り返った。前週は、第1日、81を叩いて最下位スタートだったものの、第2日に66をマーク。予選突破を果たして、最終的に20位タイでフィニッシュする。
「ここまでのキーポイントは、ヤマハレディースオープン葛城です。2試合連続予選落ちの後、あの難しい葛城で予選をクリアできた。大きな自信です。それから、パッティングが慣れてきたというか、調子があがってきた」と分析する。ただ、優勝した申ジエのスゴさには、改めて舌を巻く。「ホールアウトしてからスコアボードを見たら、8…。9ホールで29は、あのぐらいのショットメーカーで、パッティングがよほど決まらないと、出ないスコアですね」。元世界一の実力をみせつけられた。
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