2019.6.29
渋野日向子 志を高く
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
アース・モンダミンカップ カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)第3日
後半は、まったくバーディーが奪えない。渋野日向子は9ホール連続パーで、通算8アンダーで第3日を終えた。首位とは7打差である。「トップと差がありすぎる。優勝は難しいですね。ただ、少しでも上位。トップ3へ入りたい」。闘志はおとろえない。今大会終了時の賞金ランキング5位以内に与えられる、全英女子オープンの出場はとてつもないモチベーション。もっか8位ながら、上位フィニッシュを果たせば、逆転で滑り込みのチャンスだ。
この日、序盤は勢いがあった。2、4、5番でバーディー奪取。首位を猛追した。そして、「きょう1番の見せ所ですよ」と苦笑しながら解説した、パー4の6番。第1打をバンカーの右ふち付近に打ち込んでしまう。そして、第2打はボールが木に当たる不運。結局、4オン2パットのダブルボギーは想定外だった。「仕方がない。気持ちを切り替えました」といい8、9番の連続バーディーで意地を見せる。
一方、ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップの優勝以降、きっちりと結果を残さなければならない状況にもなった。所属する地元、岡山のテレビ局スタッフが出場する試合へ毎回、足を運んで取材している。コース内で見かけると「おっ、いたぁ」。うれしくなるとか。というわけで、「ダブルボギーを叩かない。池へボールを打ち込まない」。最終日の格好いいフィニッシュを期待しよう。
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