2019.7.28
Day 3 プラスワン~葭葉ルミ
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
センチュリー21レディスゴルフトーナメント 石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)最終日
これからが勝負。通算6アンダー、6位で久々に上位フィニッシュを決めた。4バーディー、ノーボギーのラウンドを、「このところ、最終日にポーンと打ってしまうことが多い。きょうは、集中と気合を入れて臨んだことが良かったと思う」と振り返る。
抜群の飛距離を武器にツアー通算2勝目へチャレンジを続けているが、今季は2位が2回。手が届きそうで届かない。それこそ、試行錯誤の毎日が続く。「調子が良くても、スコアへつながらない。そんな時がたくさんある。周囲の方からは、気分転換をすることも大事、休みをとってみれば−などいろいろとアドバイスをしてくださる。確かに、休みをとってゴルフを忘れることも大切でしょう」と話した。
しかし、独自のスタイルを貫く。「日曜日、トーナメントが終わったら、早く休むようにしている。まぁ、これは当たり前ですね」と前置きし、「たいがいは週初めの月曜日、プロはゴルフを忘れるけど、私はなるべくゴルフのことを考え、練習をするようにしている。仕事とはいえ、ゴルフは本当にやりたいことです。やりたいことをやり切る。そうすることで、自信がついてくると思います。今シーズンの最終戦で、成績はどうあれ、後悔したくはないから」。しみじみと語っている。
開幕前から続ける食のトレーニングも同様だ。「年齢をいいわけにしたくはないけど、25歳を過ぎて体がちょっと疲れやすくなった気がした。だから、栄養素を重視して、きっちりとカロリーコントロールをしている。去年までと大きな違いは、おやつなどの間食をやめた。お米をしっかりと食べる。糖分はフルーツから摂取。難しいことはしていない。だから続きます。皆さんから、やせたねといわれても、ちゃんと食べている。シーズン前から比較すると5キロは減っても、筋肉量などは全く変わらない。たくさん練習をしても、疲れも残りません。いつも予定の練習時間から1時間オーバーでも…」と、照れくさそうな表情を浮かべた。
若手の台頭が際立っている、昨今である。自身、20歳の時と比較するとどう感じているのだろうか。「20歳ぐらいはLPGAツアーへ出場できなかった。3年ぐらい、ずっとステップ・アップ・ツアーでした。だから、体力があるうちに頑張らないといけないと思う」。ゴルフ漬けの毎日で、我が道を行く。
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